レバレッジの終焉、そして・・・

  1. 投稿日 2008年10月11日 16時00分

岩元貴久です。


この週末はどうお過ごしでしょうか。


ゆっくりリラックスするのもよし、読書にふけるのもよし、そして、おいしいものを食べるのもよし・・・そういう季節ですよね。


この時期になるとわたしは小学校や中学の頃の運動会を思い出します。


わたしはこう見えても、結構かけっこが速かったのですよ。


タッ・タラ・ラッター・タッタッター♪という音が聞えてくるような氣がします(笑)


さて、今回はわたしがここ最近感じていることを共有したいと思います。


昨今のアメリカ発のサブプライム問題、不動産価格の下落、そして、これまで世界のマネーゲームを席巻していた金融システムの崩壊がはじめったことにより、いろいろなことが起こっています。


ここ最近ニュースを賑わせている株価の暴落、そしてアメリカ資本主義経済の象徴ともいうべきGMの倒産危機説・・・。


わたしはアメリカにいるので、テレビでニュースをつけると先行きの不安を煽るような報道ばかりで、氣分がよいものではありません。


報道をみると、マイナスな言葉ばかりが飛び交うため、これでは消費者心理はどんどんマイナスに向かってしまい、景氣が悪くなる一方です。


ちょっと考えてほしいですよね。


悪いニュースが売れるので、既存のメディアにこんなこと言ってもききいれてくれないのでしょうが。。。


だからこそ、インターネットで情報を発信する人には、ぜひともプラスの情報を発信していただきたいと思います。


さて、ここで1つわたしの考えを共有させていただきますね。


ここ最近の金融界では、信用取引が用いられていました。少額の投資で資本以上の取引を可能にするレバレッジを効かせた手法です。


レバレッジを効かせた取引で皆さんがわかりやすい例でいえば、FXのようなものです。それから不動産投資も同様です。


特にこちらアメリカでは、不動産投資はOPM(Other People's Money)簡単に言えば、他人のお金(銀行からの借金)を使って投資することをよしとしていました。


極端な例では、頭金ゼロで投資にかかるすべての費用を銀行からの借入で賄うということもよくありました。


不動産の価値が右肩上がりの時代には、この方法を使うことで、自分の力(資本)以上の物件を数多く購入できたのですが、一旦、資産価値が下がり始めると、不動産価値より借入金の方が大きくなり、いきなりすべてのシナリオが狂い始めます。


ここアメリカでは、この10年近くレバレッジにより記録的な数の億万長者が生まれました。


そして、ここにきて記録的な数の自己破産者を生んでいるのです。


わたしは実際に、2年前は億万長者、今は自己破産者という人を何人も見ているので、いろいろと考えさせられています。


さて、21世紀は、水の時代ともいわれます。


それは形(物質)ではない、目に見えず、手に取れないものの時代を意味します。


別の言葉を使えば、心の時代でしょうか。


レバレッジとは言うなれば、スマートな働き方ともいえます。


それは「利」によって動く、無駄なことはしないとでもいいましょうか。


生産性、効率性が優先されるような生き方につながる思考です。


それに対し、ハードワークという考えがあります。


これは一生懸命、本氣の生き方といっていいでしょう。


できることは何でもやる、本氣でやる!といった氣合いにも似ています。


わたしには、どうも今回のアメリカの金融システムの崩壊が、レバレッジ(スマートなスタイル)の終焉に思えてなりません。


これからはもっとハート(想い、心、精神力)がもとめられるのではないかと思えてなりません。


泥臭く、一生懸命な姿に、人は感動し、共感します。


そうすると、人は他人を助けたくなります。


人の心が共感を覚えたとき、応援という力が加わり、大きな力(エネルギー)を発揮します。


スマートな生き方に、人は憧れ、感心するかもしれません。


でも感動しないし、なかなか共感を覚えません。


しかし、本氣で一生懸命な姿に、人は感動し、共感を覚えるものです。


「今を一生懸命生きる!」「かっこよくなくても、泥臭い」・・そんな生き方が、人の原点の生き方が、もしかするとこの時代の生き方として合っているかもしれません。


最近、わたしは「本氣」が生み出すパワーを目にすることが多くなりました。


人が本氣を出すと、周りがついてくるというか、周りが放っておかないのです。


周りが本氣で応援してくれます。そして、奇跡のようなことが起こります。


「人」の持つ力は、個人の力ではなく、他人を巻き込む力。


それは、心(意志)から生まれる本氣のエネルギー。


原点に返って、泥臭く生きること、スローな生き方を考えてみてもいいかもしれませんね。


ありがとうございます。



最新の記事(5件)

月別アーカイブ

過去の記事

2008年10月
«09月 «11月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

RSSリーダーに登録

    Feedly
    Feedlyに登録



このブログのフィード